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一人楽しすぎるライフ満喫中。生きてます多分。
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で、即席ヨーグルトのようなものができる。
でもあんまりお勧めしない。
味がただの「酸っぱいポーションミルク」だから。

レモン汁で牛乳が固まるのはpH変化によるタンパク質の凝固が原因ですね。
牛乳に含まれる乳タンパク質の約80%はカゼインというリン酸化タンパク質で構成されているんだけども、これがミセルを形成しているおかげで牛乳の不溶性成分は長時間放置しても析出しないわけですよ。
カゼインが「カルシウムの運び屋」と呼ばれているのは、分子がマイナスに荷電していてイオンと結合しやすいからなので、ミセルの中身とはちょっとまた別の話。
で、カゼインミセルはpHが4.6になるとカルシウムと分離し凝集するのです。
これを利用したのがヨーグルトとかチーズとか。
タンパク質の栄養価は変性したり凝集しても変わらないそうなので、安心して食べましょう。
私はキ○のクリームチーズが好き。
あ、あと牛乳アレルギーってのもカゼインタンパクが原因抗原となる過剰免疫反応なんだとか。

ちなみに、フ○ーチェが牛乳で固まるのはペクチンという複合多糖類の仕業。
植物の細胞壁などを構成している成分で、柑橘類には特に含有量が多いらしいです。
ヒトの消化酵素では分解できない、所謂食物繊維というやつです。ヘルスィー?
ペクチンの糖鎖は牛乳中のカルシウムを取り込んでエッグボックス構造を作り、結果溶液がゲル化するというカラクリなんだな。

長々うんちくしてみました。

良い子の学生さんはカゼインとかペクチンとか調べててうっかりこんなページがヒットしても、鵜呑みにしないで文献調べようね。

そもそもコトの発端はこれ。栃木土産の凄いヤツ。


レモン牛乳どーん。


「ごめんねごめんね~↑」の芸人さんが超プッシュしてるとか全く知らなかった。疎い子!
2005年1月に復活したというこの乳飲料。
製法は当時の工場長の職人技であり、どうしても同じ味は出せなかったとか。
工場長すげェ。

意外に美味しかったけど、牛乳ともレモンともいえない不思議味。
ミル○ークとかでこんなフレーバーありそう。

ていうか、牛乳とレモン混ぜて液状保つのは無理じゃね?
…と思ったら案の定。

無果汁でした。
そりゃそーだ。
つーかなんで牛乳にレモン味つけようとか思ったんだろう?
工場長に激しく問いたい。
小一時間問いただしたい。

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まるぼろ
自称、やればできる子。
しょーもないヒトリゴトを
ぼちぼち吐露していきますよ。
SubjectもThemeもMotifも
後でまた考えるわ。


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3.11を忘れない。
生きることを諦めない全ての人に
敬意とエールを送ります。

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